2012年3月23日金曜日

妊娠12週くらいまで、同居している義母がよかれと思って飲むようにとくれたアムウ...

妊娠12週くらいまで、同居している義母がよかれと思って飲むようにとくれたアムウェイのマルチサプリメントを飲んでいました。


義母いわく、「これ飲んでた人達は皆元気な赤ちゃん産んでるから。」との事で、切迫流産だった事もあり、沢山栄養を取った方がいいのかな。と思い毎日飲んでいました。



でも、ビタミンAがよくないと聞き、よく成分を見たら、ベータカロテン7,2mg、ビタミンA相当600μgRE入っている事に気付きました。



でも気づいたのはもう3ヶ月も終わる頃・・・



食事も普通にしていたので、明らかにビタミンAの取りすぎだと思い、気づいた時点で義母に事情を説明し、飲むのを辞めました。

もう手遅れでしょうか・・・



その他ビタミンE、D、Kも入っていました。



ショックで何も手に付きません。



もっと栄養について調べなかった私に落ち度があることは承知です。



やはり、過剰摂取でしょうか・・・



色々な情報が飛び交い、10000以上で取りすぎや、3000までなど、どれが本当かわかりません。









通常サプリで摂取できる分など、過剰摂取にはならないと思うのですが。

仮に過剰だったとしても、もうすんでしまったことで、どうしようもないことですよね、本当に。

掛かり付けの先生には、事情はお話したんですか?ここで慰めみたいな話を聞くより、専門家に尋ねたほうがよいと思いますよ。

慰めや、曖昧な答えを聞いても、どうしようもなくないですか?








結論から言えばご心配には及ばないかと思います。



ビタミンAには「脂溶性のビタミンAそのもの(レチノール)」と「水溶性のベータカロテン」の2種類があり

過剰摂取が起こりやすく心配されるのは「脂溶性のビタミンAそのもの」のほうです。



ベータカロテンは人参などの野菜にも含まれていますが

これは体内に入ってすべてがレチノールになるわけではなく

必要な分だけ体内でレチノールの形に変換されます。

そして不要な分は尿に排出されるのです。



万一、ビタミンA過剰症が起こった場合には

下痢や嘔吐、ガンコな湿疹などの体調の異変がまず先立って起こり

その時点で「なんだろう、体調がおかしいぞ」と変に思うケースが大半。

「なんの症状もないまま、知らぬ間に過剰症になっている」ことはまずありません。



ビタミンA過剰症については、比較的古くから知られていることなので

各サプリメントメーカーも

「普通の食事を取った上で服用しても、過剰症にならないように」ということで

まず「過剰症の起こるレチノール」を含有させることはありません。

(実際、今回飲んでおられたものもレチノールそのものは含まれていませんよね)



どうぞご安心なさり、心安らかにお過ごしください。

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